仕様と根拠
全角と半角の扱い
文化庁の「公用文作成の考え方」Ⅰ-4 エは、算用数字を全角にするか半角にするかに特に定めはないが、使い分けの考え方を文書内で統一するとしています。全角と半角が混在すると、フォントによって不ぞろいや不自然な空白が生じ、とりわけ年月日などの一まとまりで目立ちます。Ⅰ-6 エはローマ字についても同じ考え方を示しています。
半角にそろえる理由
データや金額などの数値には半角数字を使い、欧文を書き表す場合も半角を使います。全角の数字やローマ字は、情報処理で数値や欧文・単語として認識されない場合があるためです。このツールは、全角の数字(U+FF10..FF19)・大文字(U+FF21..FF3A)・小文字(U+FF41..FF5A)と半角の英数字だけを対象にします。
一まとまりの中の混在
「2026」の途中だけが全角になっているような、連続した英数字の中の混在は、見た目の不ぞろいが最も目立つ箇所です。連続する英数字を一つのまとまりとして調べ、全角と半角が両方含まれる場合は位置を示します。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| 文化庁「公用文作成の考え方」(令和 4 年 1 月 7 日) | 2026年10月29日 | Ⅰ-4 エ(算用数字の全角・半角は文書内で統一。データや金額は半角)・Ⅰ-6 エ(ローマ字の全角・半角を適切に使い分け。欧文は半角) |
| Unicode Blocks-18.0.0(2026-07-08) | 2026年10月29日 | Halfwidth and Fullwidth Forms FF00..FFEF |
| Unicode 18.0 コードチャート Halfwidth and Fullwidth Forms | 2026年10月29日 | FF10 全角 0・FF21 全角 A・FF41 全角 a は半角(0030・0041・0061)の wide |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 対象は数字と英字だけです。全角の記号や括弧(!?()など)、カタカナ・ひらがなの幅は変えません。
- どちらが正しいかは判定しません。全角に統一するか半角に統一するかは、文書ごとの方針で選んでください。
- 電話番号・年月日・住所などの一まとまりを意味で見分けることはせず、連続する英数字を機械的に一つのまとまりとして扱います。
- 半角カナの全角化や、機種依存文字の置換はしません。それぞれ専用の道具を使います。
ご利用にあたって
- 入力した文章はブラウザの中だけで処理し、サーバーへは送信しません。ただし、コピーやダウンロードした結果の扱いにはご注意ください。
- 氏名・住所・固有名詞の全角英数字は、意図して使われている場合があります。そろえる前に元の表記を確認してください。